作者紹介

エロかきさんへ69の質問 『エロかきさんへ69の質問』に答える形で、作者のプロフィールを紹介します。

  1. あなたのお名前を教えて下さい。(ペンネームorハンドル)
    NOV.FALLです。ノブ・フォールと読みます。ノブでオッケーです。
    掲示板の常連さんの中には、のぶのぶと呼ぶ人もいます。“マルチケ原メタ麻呂”とか呼ばれてもとても自分のこととは思えないので返事しないかもしれませんが、まあ、よほど変な名前でなければ好きに呼んでくださって結構です。
  2. 18禁小説を書き始めたきっかけは?
    自分の妄想をフィードバックしたくて書き始めました。あと、その昔、好きな女のコをハァハァさせたくてHなラブレター書いているうちに、うわ、こんなの送り付けたら確実に変態だと思われる、やっばー、……でも出来ちゃったしなあ。どうしよう、とりあえず、フィクションだからいいか。ってわけで、ちょっとHなんだけど読んでみてくれる?(←バカ)
    やがて、自分が変態であることを少しずつ自覚していくのであった。
  3. 書き始めてどれくらいですか?
    もうかれこれ18時間ほど寝ずに書いてます。そろそろ限界かなーw
    え? 連続時間じゃない?
    小学校の頃、星新一大先生の作風を真似して書いたのが、初めじゃないかと。Hなヤツは、高校くらいでしょうか。
    WEBに初投稿したのは2001年の8月13日、思えば遠くにきたもんだ。
  4. ターゲットとしている性別、年齢層などありますか?
    成年の男女、でしょうか。……自分としては、思春期以降のすべての男女を対象と考えています。
    但し、「児童ポルノ、エロ表現に関する私見」の中の「3.社会への影響について」で書いたように、未成年者が「WEBサイトでこっそり成人指定の小説を読む」ことのリスクを明示し回避するために、ここは成年サイトとしてあります。
    作者が男なので基本的に「男の考えるフィクション」であり、やはり圧倒的に男性が読者対象となる気がします。ただ、極端に男性視線になりすぎないようには心がけているので(どこまで成功しているかはともかく)、「男ファンタジー(爆)」があまり苦手じゃない女性には、ぜひ読んで欲しいと思っています。……苦手な人はごめんなさい。もちろん男だって十人十色、ぜんぜん趣味あわねーっていう人も沢山いると思います。そういう人にもごめんなさいw
  5. あなたの小説の売りは簡単に言うと?
    1. 平均寿命とともにダラダラと伸びてしまった思春期のユウウツ。
    2. 「ああ、もういいよ」と言いたくなるほどうざったい心理描写と、余すことなく語られる雑念。
    3. 難攻不落っぽいヒロイン。
    4. あまりカッコよくない駄目な男性キャラ。
    5. 平均寿命とは全く関係なく、果てしなく先に伸ばされる完結。
    6. ギミックなしでは成り立たないエロにたどり着くまでの長い道のり。
    7. 加齢臭漂うネチっこい性描写にもかかわらず、ひょんな拍子に脱線しエロ置いてけぼりの展開。
  6. 得意とするジャンルは?
    1. ヒロイック・ファンタジー(嘘)
    2. グローバルな経済問題を絡めた社会派サスペンス(大嘘)
    3. 宇宙の彼方からやってきた巨乳でメイドな魔法少女(魔法学校に通っている)と、動物や虫が大好きなネコ耳の天然日焼け眼鏡娘(チャイナドレス着用)、アトランティスの王女の生まれ変わりで太古の超科学を自在に操る男勝りな巫女(空手・柔道・剣道・ムエタイ・テコンドーあわせて18段)、ナイスバディなレースクイーンでナースで実は天才ハッカーで爆発物の専門家でもある女スパイ(実はオクテでバージン)、そして、シャトルの破片が家を直撃するという事故にあい全身にサイバネティクス手術をうけたランドセルの似合う怪力ボクっ娘(ロケットに変形可能。事故で父母を失い、隣の家に住んでいた初恋の少年も行方不明のまま)の5人が、学園に巻き起こる数々の難事件を解決しながら、大宇宙の制覇をたくらむ暗黒妖魔と闘う、笑いあり涙あり、恋と伝奇とスペクタクルのほのぼのラブリーな地球壊滅ロボット格闘サイキック・アクション・コメディ(出鱈目)
  7. 萌えるシチュエーションは?
    1. 「したいけど、……でも、しちゃ駄目」みたいな。
    2. 「そ、そりゃしたかったけど、でも、こんな風になるなんて思ってなかったし、ちょっとヘンタイっぽすぎだし、ああどうしよう、おかしくなる……」みたいな。
    3. 「あんな凄いことした後だって言うのに、まるで何もなかったみたいだよね……。だけど身体はしっかりと“あれ”を覚えていて、ふとした拍子に信じられないほどの興奮が皮膚の下でざわざわするんだ」みたいな。
  8. 何属性ですか?いくつでも。
    • 催眠
    • 催眠で催淫
    • 催淫の憑依
    • 憑依して自慰
    • 自慰なのに寸止め
    • 寸止めでキス
    • キスだけなのに緊縛
    • 緊縛しておもちゃ
    • おもちゃ+感覚遮断
    • 感覚遮断でくすぐり
    • くすぐられて失禁
    • 失禁、それもゴムのスーツで
    • ゴム & Wet
    • Wet and Messy
    • Messyの上に媚薬
    • 媚薬でマインド・コントロール
    • MCならセックスマシーン
    • セックスマシーンといえばJB
    • ジェームスブラウンはソウル
    • ソウル⇔東京間は約2時間

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  9. 好きだけど書けないというジャンル、シチュエーションはありますか?
    書けないものだらけです。
    最初は調子よく書き始めても途中で止まったりしてしまうことが多いのは、恐らく自分の得意なジャンルやシチュですら、満足にかけないということだと思います。
    まして、複雑に政治が絡み合う話や法廷サスペンス、推理小説、ハードSF、ピュアな恋愛小説、時代・歴史小説、ウスバカゲロウの観察日記など、様々な理由で書きたくても到底書けません。
  10. お薦めの作品を一つ、内容紹介も添えてどうぞ。
    「インディペンデント・ロリータ/コードネームはアミカ」です。
    ヒロインの伊藤亜美香が、SMっぽいことをしたがる会社員や無理なナンパしてくるお兄ちゃんと渡り合う話です。
    拙作「秘密の箱」の番外編として生まれたものですが、短編として完結しており、なおかつ私的には非常にエポックでした。この話の続きも構想があるのですが、「秘密の箱」本編との絡みも含めて結構面倒な話なので、なかなか書き出せずにいます。
    亜美香にはいつも助けられています。
  11. これは薦められないという作品はありますか?
    どの作品もお薦めですw
    但し、
    1. エロのみを求めている方……物足りないでしょう。
    2. 現実的な性愛について読みたい方……ギミックが多いので、注意が必要です。
    3. 気楽に楽しみたい方……夜には雨がパラつきますので、傘を持ってお出かけください。
  12. 主人公は男性、女性、どちらが多いですか?
    ヒミハコ→男、インディペンデント・ロリータ→女、あぶどる→女、ニューロ→男、バッドトランス→男、ヘブンズチェンバー→女、大人綺譚1→男、大人綺譚2→女、大人綺譚3→男、カイカンのキョウセイ→女、……ってことでほとんど半々。
  13. 執筆中は男性、女性、どちらに感情移入しますか?
    どちらも、です。
    ただ、ディズニー+PIXARの「WALL・E」の出来があまりに素晴らしかったので、もう人や動物じゃなくても全然いいんだ、いや、むしろその方が、面倒なお約束に縛られずに済むんじゃないかと思うようになりました。人間が主人公でなくても人間を描けるということに感動したし、口数の少なさで逆に豊かに物語るスタイルに物凄い憧れがあります。もちろん、あんな素晴らしい話を自分が書けるはずもありませんが、せめて爪の垢くらいのものは書いてみたいと思わずにはいられません。
  14. ストーリーとキャラ、先に浮かぶのは?
    その時によって。でも大抵はまず、設定とかシチュとか、かな。
  15. 男性キャラ、女性キャラ、描写に力が入るのはどちらかといえば?
    作品によります。
    もちろんまずは女性キャラを魅力的に書きたいと思いますが、そのための方法として、男性一人称で「主人公の男がどれくらい、彼女に夢中になっているか」を書く、という手法もアリだと思います。っていうか、そうするしかない気もする。
    所詮、私の知ってることなんて非常に中途半端なので、魅力的なキャラを作るには妄想と、あと妄想、それに何といっても妄想をたくましくする以外にありません。……あ、忘れてた、最後に妄想することも重要かも。
  16. キャラの設定は細かく決める方ですか?
    どの程度が普通で、どこまでやると細かいのかわからないので難しいですが……。
    書いているうちに、「おお、こいつはこういうヤツだったのか」と気がつくことがあって、そういう時は本当に幸せ♥
  17. 身近な人物をモデルにすることはありますか?
    特定の身近な人物をそのまま、ということはありませんが、これまで出会った人たちが、様々な配合でキャラに入り込んでいます。
    あと、自分自身。
    性別の異なる女性キャラであっても、その趣味指向や思考パターンなどは、やはり「自分」から自由にはなれません。解釈することなく、観察だけを元に他者を描くっていうのは、言うのは簡単だけどホントに難しい。特にエロだったらなおのこと。
    私のお話(およびキャラ設定)はフィクションとファンタジーと妄想と狭量な断定によって成り立っていると思われます。
  18. キャラを作る上で既存のメディアに影響されることはありますか?
    あのキャラをモデルに描こう、とか、あれ風のあんな感じにしよう、って形で作ることはありません。
    ただ、好きな映画やマンガや小説などに影響されるのは致し方ないと思っています。かなうことなら、きちんと消化され血肉になったものが表現されますように。
  19. キャラの身体的特徴を作中でしっかりと描写する方ですか?
    作品によります。
    ただ、ちょこっと個性的な特徴入れてやるとエロシーンは俄然濃厚になる気がしますw(←私の趣味?)
  20. お気に入りのキャラはいますか?
    ほとんど全員w
    でも、あえて一人あげるなら、やはり亜美香たん。
  21. 自分のキャラにリアリティーはあると思いますか?
    できるだけそうしたいと思っています。
    現実に触手に寄生されて身体が変異してしまった女性が私の書いた話を読んで、「そうそう、そうなんだよねー、わかってるじゃん」って言ってくれたら、嬉しいな。
  22. 抱きたい!(抱かれたい!)と思うキャラはいますか?
    もちろん全員。……いや、私は一応ヘテロ・セクシャル(ちょっと怪しいトコもあるけどw)なので、女性キャラがいいけど。
  23. 逆にこいつとだけはゴメンだと思うキャラはいますか?
    う〜ん、やめておいた方がいいとわかりつつも、誘われたら乗ってしまいそうw ……っていうか、そういう魅力のあるキャラとして書きたいと思っているわけだし。
    そして面倒なことになる(爆
  24. つい書いてしまうというキャラのタイプがあれば教えて下さい。
    広い意味でのツンデレ女。
    自分と似たヘタレ具合の男。

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  25. 自分のキャラに萌えますか?
    それが「萌え」かどうかはさておき、昼間電車に乗っている時などに、iPodで曲聞きながら頭の中でお話の続きを考えつつ、キャラにどんなセリフを言わせたら一番グっと来るか、どんな仕草が色っぽいか、延々とシミュレーションを続けることができるのは、それは多分自分のキャラに相当夢中になっているからではないかと思います。
    それほど集中して誰かのことを考えるのって、恋以外にはあまり知らない。
  26. 男女キャラの受け、責め。多く書いているパターンは?
    これはもう圧倒的に男⇒女でしょうね。
    なんてわかりやすいんだw
  27. 設定集、キャラ紹介などを置くことについて思うところがあれば。
    本文でわかりやすく設定やキャラの描写ができれば、そんなに素晴らしいことはありません。しかし同時に、かなり頑張ってそれを目指しても、冗長になってしまっては逆効果だし(あー、耳が痛いw)、特に長編では完結まで長い時間がかかる(あー、耳が痛いw)し、だんだんと登場人物も増えてきたりします。
    そんな時、設定やキャラ紹介があれば、そこそこ便利なんじゃないかと。
    あと、書き手としてではなく読み手として、商業作品や他のオンライン作家の方が書かれたもので、登場人物の紹介や設定について楽しく読んだ経験を何度もしています。
    そういうわけで、中・長編、登場人物多め、設定が複雑、などの場合、設定をアップするのは、気に入ってくれた方へのサービスにもなるかと思います。
  28. 一人称と三人称、どちらで書くことが多いですか?
    分量的には「秘密の箱」が圧倒的に長いせいで、「一人称が多い」という結論になりますが、作品数でいえば、今のところ一人称は他に「あぶどる温泉」と共作の「ぜらやなたり。」だけなので、「三人称の方が多い」ということになります。
    その作品にあった方を選びたいと思っています。
    また「大人綺譚」では、伝聞表現を使って、「人称をずらす」ことにチャレンジしてみました。こういう実験もぜひまたやってみたいと思っています。
  29. 文章を書く上で特に気を付けている点は?
    1. 意図的にそのルールを破る時以外は
      「テン(、)は少なく、マル(。)は多く」「主語と述語はできるだけ近く」
    2. できるだけオリジナルの形容や比喩を考える。
    3. 自分の気持ちに耳を傾けて本当に書きたいことを探り、正直に嘘を書く(ぇ
  30. ストーリーを考える上で特に気を付けている点は?
    登場人物たちの動きに逆らわない。
    「お願いだよ、ここでキミはレイプされる筋道なんだ」
    「絶対嫌っ」
    「そうだよね、ただでさえレイプなんて嬉しいわけないし、しかも相手は化けもんだもんね。……でも、そういうお話だから、なんとか頼むよ」
    「……そんなこと頼まれてオッケーする馬鹿がどこにいる」
    「いやいやいやいや、そこはそれ、フィクションなんだしさ、どうしてもキミがレイプされるシーンがないと、お話が続かないんだよー」
    って、誰こいつ?w ──書いててキモいわ(爆
  31. 起承転結。順序を追って書く方ですか?
    たいていは。
    書きたいシーン、シチュなどがある場合、メモ的に書いておいて後からはめ込んだりもします。
  32. 短編と長編、どちらが書きやすいですか?
    どちらが楽ということはありません。
    ただ、割と何を書いても長くなる傾向があるので、長編の方が書きやすいのかもしれません。
  33. 18禁描写とストーリー部分、どちらかといえば重点を置いているのはどっち?
    どちらも。
    何を書きたくて書き始めるかはそのお話によるけれど、どっちにしろ今のところエロ有りのものしか公開していないので、それはエロが書きたいからだと思ってもらってかまいません。事実そうだし。
    ただ、エロじゃない部分は付け足しかというとそんなことは全然なくて、ストーリーとエロがともに楽しめるお得感を目指しています。(……の割に、エロへの到達が極端に長いのは、焦らしたり焦らされたりするのが好きだという嗜好の問題ですw)
  34. 18禁小説はエロが濃厚であればストーリー性は薄くて良いと思いますか?
    書きたい人が、書きたいことを、書きたいように書くのが一番。
    エロのみ濃厚に書きたいならそうすればいいし、エロもあるけど薄めでストーリー重視の話を書きたければそうするのがいいと思います。
    こうでなければいけないなんてことは何もない。
    読み手として考えたって、
    • 濃厚エロ中心、ストーリー薄め……ウェルカム
    • 濃厚エロ中心、ストーリーなし……ウェルカム
    • 濃厚エロ中心、ストーリーも濃い…ウェルカム
    • エロは薄め、ストーリー濃いめ……ウェルカム
    • エロは薄め、ストーリーも薄め……味があればウェルカム
    • エロは薄め、ストーリーなし………ヒネリが効いていればウェルカム
    • エロなし、ストーリーもなし………それはすでに何か別のもの
  35. 18禁描写のリアリティーは重要ですか?
    必ずしも重要ではないかと。
    荒唐無稽な18禁描写でも、面白ければ、あるいはエロければ大歓迎。

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  36. 射精まできっちりと描写する方ですか?
    その時による。
    射精が目的のセックスは、ちょっとつまらないw
  37. 擬音は駆使する方ですか?
    大好きw
    やりすぎないように気をつけないと。
  38. あなたが書く上で読者が「抜ける」ことは重要ですか?
    いいえ。
    「抜ける」ではなく、「もよおす」を目指しています。
    もし抜けるとしたら、それは作品を読んだ後の読者の想像にかかっている、って具合に責任転嫁したいw
  39. 一作におけるエロ無し部分とエロ有り部分の比率はどれくらいですか?
    作品によります。
    平均すると、エロ12%、エロ無し95%、って感じでしょうか。
    簡単な計算ができない可哀想なコ……。
  40. 過去に書いた作品を読み直して校正しますか?
    校正しようと思って読んでないのに、気がついたら手を入れてたり。
    ホントは新作を仕上げる方が重要だとわかっていながら、その新作もすでに書き上がってる部分を読み直しているうちに、いつの間にか書き直していたり……。
  41. 誤字脱字を指摘されたらどう思いますか?
    ありがたいの一言につきます。
    誤字脱字は誰も気づかなければ全く問題ないのですが、気づいた場合にはそこで読むという行為をストップさせてしまいます。すくなくとも、そこでちょっと意識がズレる。だから、誤字脱字が少ないに越したことはありません。
    ただ、書いた当人の校正には限界があります。
    ありがたいことに、私の書いたものの一部は無償で協力してくれた方々によって校正されています。大感謝です。
    もし何か気づかれた場合は、ぜひご一報ください。
    残念ながらお礼はできませんが、とても感謝します。
  42. 挿絵を付けるとしたらどんなタイプのものが合うと思いますか?
    基本的には、作品のイメージを限定しないものであって欲しいですが、これもまた作品によって違うと思います。
    リレー小説の「ぜらやなたり。」には、アッガイさんが魅力的なキャラクター・イラストをつけてくれていますが、これによって「ぜらやなたり。」は確かにある広がりを持つことができたと考えています。
    また「カイカンのキョウセイ」では、挿し絵というほどではないけれど、扉絵らしきものを自作しました。
    その作品ごとに、雰囲気を変えたいという気持ちがあるので、イラストもまた、違うタッチのものにしたいと思います。
  43. 18禁小説作家としてプロデビューしたいですか?
    前はそれもいいかもと思っていたのですが、今はまったくその気はなくなりました。
    歳をとって気力、体力ともに衰えてくると、人は保守的になるものです。チャレンジ精神がなくなります。今日一日の平安ばかりを願うようになります。そしてうつらうつらと日々を送るうちにふと、自分がすでによぼよぼの老人であることに気づくのです。
    まわりを見回すと、家族・親族はもちろん、誰もいない。
    不安が募り外に出てみますが、そこには異様に巨大な月が煌々と輝いているばかりでございます。
    「ああ、ようやくその時が来たか」
    私は小さく咳をひとつして、大昔に乙姫から譲り受けた玉手箱を開けて見るのでした。
  44. ドラマ、映画、漫画、ゲームなどで原作として使われたい作品がありますか?
    無駄に歳を重ねても、人の欲望というものは本当に限りを知りません。
    使ってもらえるのなら何でもウェルカム、確かに以前はそう思っていましたし、今でもその考えに変更はありません。
    もし万が一、誰かがドラマにしたいとかゲームにするとか言ったとしたら、喜びはしゃいで神輿を担ぎ、ワッショイワッショイと町へ繰り出すことでしょう。
    そして私の作品が市場に出回り、担当者からお礼の電話がかかってきます。
    「おかげさまで、結構ヒットしてますよ」
    うっひゃー、嬉しいっ!
    有頂天とはこのことです。
    ところが、待てど暮らせど、そこから先へ話が進まない。
    ──ああ、なんて自分はセコい人間なんだ。
    そんな風に自己嫌悪に陥りながらも、先方がいくら稼いだかが気になって気になって仕方ない。
    自分の書いたものが商品化される、……それだけで信じられないほどに嬉しかった筈だ。
    そう考えて、自分の苛立ちを諌めようとします。
    でも、ある日とうとう我慢できなくなり、メールを送ります。
    「そういえば、原作料とか著作権料とかについて、これまで一切お話ししていなかったのですが……」
    ところが、私がそのメールを送ったのを最後に、担当者からの連絡が途絶えます。
    え、まさかね──。
    私には物事を悪い方へ考えるクセがあるので、今回もそのせいでこんなに苦しいのだ。でもきっと大丈夫、今はあれこれ忙しいのだろうから、もう少し待っていればちゃんと返事がある筈……。
    そうやって自分をなだめながら、私はまたしばらく待ちました。
    そしてある日、異臭がして気づくのです。
    ──しまった! かれこれ一週間以上、風呂入ってない!
    馬鹿な妄想してないで、今日はゆっくり風呂に浸かろうっとw
  45. 自身の体験を作中で使うことはありますか?
    はい、あります。
    但し、多少ぼかして。
    以前私はエベレスト登山に参加したことがあるのですが、人生を変えるほど怖い思いをしました。
    舞い上がった雪が吹雪となって叩きつける狭いテントの中でいつ飛ばされるか、いつ雪崩に巻き込まれるかと、生きた心地がしませんでした。「秘密の箱」を読んでくださった方なら、その時の体験が作品に生かされていることにすぐに気づくでしょう。
    また、スイスで設計されたトリエステ(潜水艇)でマリアナ海溝に潜った時に襲われた巨大イカが、「カイカンのキョウセイ」に登場する地球外生命体のモデルになっています。
    エロ関係では、以前つきあいのあった女性がBMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)の研究をしていたのですが、たまたま仕事場に遊びに行った折に彼女の目を盗んで、実験中の脳刺激のプログラムにいい加減なコードを打ち込んだことがあります。後からこっぴどく叱られましたが、それから二日ほどの間、彼女は信じられないくらい敏感で淫らになってしまい、とても魅力的でした。
    ……以上のことからもおわかりのように私は嘘がつけないタチなので、事実をありのままに書くようにしています。

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  46. 逆に作中で表現したくて体験したことはありますか?
    左手で自分の右足のかかとをつかみながらキスをするシーンを書くために、街角でアンケートを装い、相手になってくれる消防士さんを探したことがありますが、結局見つかりませんでした。
    いい加減にしないと本気で見放されそうなので、この辺にしておきます。


    まるで昼間のように明るい夜だった。
    雲一つない空に、正円の月が輝いている。
    その月を眺めているうちに、俺の身体の中で何かがざわめいた。
    ぐぎぎぎぎぎ。
    歯ぎしりにも似た嫌な音と同時に、突然全身に激しい痛みが走る。
    だがその痛みは、どこか強烈な快感を伴っていた。
    降り注ぐ月光によって化学変化が起きたみたいに、俺の中の何かが身体を突き破って出てこようとしていた。
    ──ぎりり。
    皮膚の下で、肉が動く。
    そしてまた、たまらない快感が脳を突き抜ける。
    その圧倒的な感覚に耐え切れず、俺は大声で叫んでいた。
    自分の口から発せられる意外な言葉に驚き、何とか叫ぶのを止めようとする。だが、後から後から込み上げてくる衝動によって、その試みは失敗に終わった。
    いてもたってもいられず、俺は走り出した。
    夜の街を疾走しながら、俺はようやく我が身に起きたことを理解し始めていた。
    歓喜に打ち震えながら俺は叫び、そして走った。
    「狼が出たぞー。狼が出たぞー」
    ──そう、俺は狼少年だったのだ。

  47. セリフ、シチュなど、エッチしている時に「これは使える」と考えてしまいますか?
    エッチの時は常にメモをとりながらするようにしています。
    ……嘘です。
  48. パートナーに18禁小説を書いていることを言えますか?(現在いない方は将来出来たら)
    多少ぼかしてはあるものの、一応いってあります。
    「Hシーンありの恋愛もので、催眠術使って彼女をいいなりにしようとするんだけど、苦労しまくるって話を書いてるのよ」って。——嘘じゃないでしょ?(笑)
    ま、すべてオープンであることが常に正しいとは限らないしw
  49. 市販の18禁小説を読みますか? また、小説を書く上で参考になりますか?
    昔はよく読んだなぁ……。(遠い目)
    最近は18禁に限らず、小説そのものをほとんど読んでいません。
    本自体、滅多に買わなくなってしまった……。
  50. エロゲーをしますか? また、小説を書く上で参考になりますか?
    ぐーぐらーに貰ったWin機でいくつかやりました。
    あと、発売からかなり遅れて「黒虹本」のおまけディスクに入っている自分シナリオのものを見ました。
    うわー、こういうことならこうしたのにぃぃ、みたいな反省しきりw
    自分の知らないメディアの仕事を、知らないまま引き受けるってのは無責任だったなーと反省。
    にもかかわらず、私の意図を汲み取って頂いて、感謝の極み。ピアノの音がぽろんと鳴るところなど、激しく感動しました。
  51. AVとエロアニメ、参考にするならどちら?
    できればオリジナルにこだわりたいので、参考にしたくないですが、どうしても影響はされちゃいますよね。
    見たもの、触れたものは全部w
    AVとエロアニメはまったく別のメディアだと思うので、どうせ参考にするならどっちも、っていう感じでしょうか。
    ちなみに私の書く話はAVとエロアニメだったらどっちのジャンルに近いんだろう。要素ごとに、AV的な描写もありつつ、アニメっぽい展開とかもあるかなぁって思ってて、結局自分ではわからないままです。
  52. 淫語について思うところがあれば。
    できれば、「普通に使う言葉なのにエッチなシチュエーションではとても恥ずかしい/いやらしい」って感じの言葉を探して使いたいっす。
    難しいんですけどねー。
    「オ○○コ」って、私にとっては結構ギャグっぽい言葉なので、卑猥さよりも可笑しみが勝ってしまう。
    といいつつ、「ヘブンズ・チェンバー」で使ってるんですけどねー。
    登場人物には、やっぱり羞恥込みで言ってもらいたいものです。
  53. 愛のないエッチを書きますか?
    「わからない。う〜ん、愛って難しいので……」
    以前はそう答えていたんですが。
    ──書いてますねw 結局のところ。
    愛のあるエッチだと思ってたら実は違った、とかねw
    別に愛なんてどうでもいいと思ってたけど、この関係悪くないな、っていうのとかはちょっとハッピーかも。
    私もほんの少しだけ大人になった気がする。(気がするだけかも)
  54. ハッピーエンドとバッドエンド。どちらかといえばどっち派?
    「もう100%完ぺきにハッピーエンド派です。とはいえ、私の中では『デッド・ゾーン』や『ドニー・ダーコ』もハッピーエンドなので、それを認めてくださるのなら」と以前は書かれていましたが、それはそのままでいいかも。
    ただ、大人綺譚では決してハッピーエンドではないものを書いてるし、最早どうでもよくなってるw
    その物語が必要とする結末が描ければ、それでいい。それこそがハッピーエンドだっていうなら、そうだよね。
  55. 18禁小説を書き始めて変わったことはありますか?
    多少自由になった気がしたけど、もう随分前のことだし、今はその自由も仮初めのもののような気がしています。
    但し、嘘つきじゃない自分は少し楽。
    そして、平気で嘘をつける自分も少し楽。

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  56. 18禁小説を書くことに、全年齢対象の小説を書くことでは得られない物があると思いますか?
    私にとっては。
    多分、私は何らかの形でエロを書く必要があった気がする。
    もちろん世の中の多くの人がエロを書きませんが、そういう人は無理に書く必要はどこにもないし、書くことで得られるものもないのだと思います。
    もちろん読者サービスとしてのエロ、客引きとしてのエロもアリだと思うけど、私にはエロそのものが奥深いテーマのひとつなので、大事にしたいと思っています。
  57. 今まで貰った最も嬉しい感想を教えて下さい。
    • 尊敬するオンライン作家からの応援メール。
    • 「ずっと好きだった人に告白せずにいたけれど、『秘密の箱』を読んで、たとえ駄目でも告白する決意をした」という感想
  58. 逆にこれは凹んだという感想があれば教えて下さい。
    ズバリ、私の書き方の未熟な点を指摘されたんだけど、それがどうにも解決不能に思えた時です。
    あれこれ悩んだ揚げ句、私は私の書き方を追求する中で、可能な範囲で取り組むことに決めました。
    凹むのもまた、よい経験。本当に感謝!
  59. 自サイトへの来客数は気になりますか?
    ぜんぜん更新しないのに来客数を気にするのは、いくらなんでもどうかしてると思う。カウンターも、いつだったかトラブったのをきっかけに破壊したし。
    それでも、いつでも復旧できるようにしてるアタリに未練を感じてたのも確か。
    ……というわけで、リニューアルにあたり外しました。
  60. 来客数=作品の質 だと思いますか?
    ある程度は。
    つっこんで考えるとSEO対策とかの話になってしまうので、ここは華麗にスルー。
  61. 他人のオンライン小説を読みますか?
    以前ほどではありませんが、読ませて頂いております。
    感想書かなくてすみません。
  62. 他人の小説を読む時、気にしてしまうところはありますか?
    展開、構成、言い回し、文体、設定、キャラの魅力、セリフなどで感嘆させられることしきりです。
    真似したい、真似できない、真似したい、真似できない。
  63. 目標にしている作家はいますか?(プロ・アマ問わず)
    以前は「たくさんいる」って書いてたんだけど、よくよく考えたら目標にはしていませんでした。
    ただただ影響を受けたってだけならこんな感じ。(ここには小説家のみ/敬称略)
    • 星新一
    • 筒井康隆
    • フレドリック・ブラウン
    • 平井和正
    • 庄司薫
    • 夢枕獏
    • 式貴士(& 蘭光生)
    • 館淳一
    • ローレンス・ブロック
  64. 全年齢対象の小説も書きますか? あるいはいずれ書きたいと思いますか?
    いずれは。
    っていうか、もう少しエロを抑え気味にすれば、(商業作品における)新書判のノベルズくらいのH度になると思います。(かなりエロいものも普通に書店で売ってますよね?)
    ただ、WEBサイトの年齢制限って、性表現における制限の基準が定まっていないと思われるし、ネットへのアクセスは密室性が高いことも考慮して、ウチは成人(20歳以上)としています。
    何か正解が出るようなことでもないと思うのですが、たとえ全年齢対象だとしても、どっかにエロい部分が含まれてしまう可能性は高いと思われます。
  65. 18禁小説を書いていてやってしまった失敗などありますか?
    たくさんあります。
    以前はここにその一例があげてあったのですが、あれなどまだいい方だと気づき、削除することにしましたw
  66. 18禁小説を書いているもっとも大きな理由は?
    書きたいものが、たまたまエロ(ありの話)だったから。
  67. 自分が書く小説に自信がありますか?
    自分にとって面白いものになっているかと言うことであればYes。
    自分にとって完成度の高いものになっているかと言うことではNo。
    他人にとって面白いものになっているかと言うことだとすると、わからないのでNo。
    他人にとっても面白いものにしようとしているかという点についてはYes。
    可能な限り多くの人に喜んでもらえるものにしているかといえばNo。
    必ず気に入ってくれる人がいると信じられるかということならYes。
  68. あなたの小説はズバリ、オカズになると思いますか?
    お腹が空いている時なら、オカズとして楽しんで頂けると信じております。
    この味が気に入った方は、大してお腹が空いていなくても、ぜひオツマミとして楽しんでください。
    但し、あまりに空腹が激し過ぎる場合は、もう少し栄養のあるものを食べて、鋭気を養った方がいいかもしれません。
  69. ここまで読んでくれた読者の方に、メッセージをどうぞ!
    なんでしょう、これは……。
    以前作った答をちょこっと修正するだけのつもりだったのに、いつの間にかかなりの部分を書き直していました。
    その結果、より嘘が増え、にもかかわらず今の私の気分を正直に表すものになった気がします。
    時にエラソーで時に卑屈な作者のタワゴトにおつきあい頂き、どうもありがとうございます。今後もワガママにダラダラと、書きたい時に書きたいものを書きたいように書いていきますので、末長くよろしくお願い致します。

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